わたしのヒストリー デイサービス利用者 宮城サダ(96)塩屋在住

 人生はたった一度と言われますが、その人の歩んだ人生は唯一のもの。その貴重な体験を「私のヒストリー」(ライフヒストリー)と題してご紹介します。

友善ホテルの想い出

デイサービス利用者
宮城 サダさん96歳

六十代の頃、押川の山の上に当時あったホテルで三ヶ年働きました。ホテルの庭の草取りや忙しい時期にはホテル内のベットメーキングや掃除もしました。みかんの時期になると押川の山のあちこちにある社長のミカン畑に駆り出され、収穫の手伝いまでしました。 塩屋の人たちは結婚式やお祝いによくホテルを利用していたのでお客さんも多く、ホテルは繁盛していて毎日忙しかったけれど難儀ということはわからなかった。 今年、桜の時期にデイサービスのドライブでホテル跡地に行った時、ずいぶん姿が変わっていて「昔はもっときれいだったのになぁ」とさみしくなりました。 デイサービスに通っている人も何人か一緒に働いた仲間がいます。また、今は違う仕事をしている若い人も、たまに会うとよく声をかけてくれます。ホテルで働けて幸せでした。 友善ホテル

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